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執筆者の写真椎橋

『結婚式に向けてO脚を直したい!』part2

どうも椎橋です



前回に引き続き、O脚を直したい後輩くんの為、今回も頑張ります!



ちょうど2週間が経ち、前回出した宿題運動が正しく行えているかのチェックから開始します。

…とその前に、僕はいつも自覚感を確認させて頂いています。


本人の感覚としては、やり始めたころはよかったけど、最近はあまり効果を感じられていない気がする、とのこと。


実はそういった方、かなり多いんです。


理由としては、

①宿題をあまりやれていない

②運動に体が慣れてきた

③今まで使っていない・発達していない筋肉を使うので、元々の癖が強い動きに戻ってしまった


意外と皆さん宿題はしっかりやっていただけるので、多いのは②と③ですが、要因としては特に③が多いです。

初めて運動を指導させていただいてから1週間くらい経つと、動きが我流(自分の得意な動き)になっていることが多く、効果を感じにくくなってくるんですね。




実際にスクワットの動きを見てみると…



写真左の指導前(自分なりにやっていた運動)は体の前傾が弱く、太ももの裏のハムストリングスという筋肉や、お尻の大殿筋の張りが弱い状態。

これだとたしかに効果を感じにくいと思います。


写真右の指導後は体の前傾が強くなることで、膝が伸びる方向に行きつつ、お尻の位置が上がったことで、ハムストリングスや大殿筋の筋肉が伸ばされながらも力が入り、とても張りが出てる状態。

これだとヒップアップ効果も出てきますね!

本人も「これは効きますね」と言っていました。




次につま先立ちの動きを見てみると…



機械を使ってるわけではないので、正確な体重のかかり方や、体に掛かる負担を割り出すことは困難ですが、視覚的に少しわかりやすいように、線を引いてみました。


今回は、足の親指(母趾)と人さし指(第二趾)の間の付け根から上(頭)方向に伸ばした垂線と膝の位置関係から仮説を述べてみたいと思います。


専門用語のようで難しく感じがちですが、要は赤い線から、体の部位が離れれば離れるだけその付近に負担が掛かることになります。

指導前は青い矢印の真ん中の線の部分が長く、赤い線から離れている状態。指導後は青い矢印の間の線が短く、赤い線からあまり離れていない状態。


つまり、指導前の状態で運動を繰り返してしまうことで、膝付近に負担が掛かり、この場合だとO脚を助長してしまう可能性が高いわけです。




ほんのちょっとの違いですが、トレーニングの時間だけでなく、日常生活の中で同じような現象が何回も、何時間も繰り返されることで、身体の変形や痛みを引き起こしてしまう要因になってしまうんです。




後輩くんも結婚式までの間にしっかり運動をして、カッコいい姿勢を手に入れてくれたらと思います。




最後まで読んで下さった方、少しでも体の知識として身になったなら幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

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