【籠屋 活動報告】
こんにちは。理学療法士の小杉です。
先日、籠屋(外出サポートサービス)を実施しましたので、報告させていただきます。
ちなみにホームページで籠屋のページを編集中ですので、公開までもうしばらくお待ちください。 今回のサービス依頼者様は、当社の訪問看護リハビリ事業の利用者様でした。 脳卒中を患い、左半身に運動麻痺や高次脳機能障害(注意力の低下や記憶力の低下など、外見からはわかりにくい障害)を呈されるも入院中から懸命にリハビリに励まれ、在宅復帰された方です。 その継続した努力は確実に形になってきており、お一人で出来ることが増えていると共に、活動範囲も拡大しています。 依頼者様の今後の目標は「復職すること」となります。 そこで、今回は「職場までの通勤を想定した練習」が依頼内容となりました。 職場までは、バスや電車を利用し1時間以上の移動時間となります。 自宅から遠く離れた場所に行くということは当然時間を要します。 そのため、介護保険制度上のサービスの 利用は困難となります。 今回は、往復4時間を超える小旅行となりました。 普段よりも歩く距離が長いことや人混みの中での移動、電車でのバランス保持、他者への配慮、目的地までの経路の確認、それに加え当日は生憎の雨…普段よりも心身ともに大きく刺激が加わり、疲労される様子が伺えましたが、大きな事故などもなく無事に終了しました。 理学療法士の視点から、過去からの変化点、現在の状況、今後の課題などを客観的に評価し、依頼者様にお伝えし、次につなげる形で終えることが出来ました。 依頼者様からも 『付いてきてもらってよかった』 『まだ、少し早かったかな?』 『次は春先にもう一度チャレンジしてみようか』 などという声が聞かれ、日々の生活・リハビリの中での目標が改めて明確になられたようです。 この経験を活かし、今後もしっかりと依頼者様に満足いただけるものを提供していきたいと思います。 どこかに行きたいけど、一人では勇気が出ない。 家族に気を遣わず外出したい。 など思っている方がいれば、是非ご相談ください。 貴方の外出(楽しみ)を是非サポートさせてください。
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